幸福感の格差が拡大 大切なのはつながり「こころの必需品」

 急に涼しくなり、秋を感じますね。

「withコロナ」の日常にも慣れてきましたが、幸せに気をつけていますか?

健康には多くの人が気をつけています。

でも、幸せは健康と違い、結果的に感じるもの。

めざして得られるものではないという人がいます。

ですが、幸福学の研究者達は「幸福感は意図して高めることができる」と考えている

そうです。

それも科学的な裏付けを持って!

例えば、ボランティア活動に月1回参加すると、所得が倍増するのと同じくらい幸福感が高まるという論文があり、口角を上げて過ごせば、幸福感が増し免疫の状態も良くなるとの研究結果もあるそうです。

どうすれば私たちの幸福感は高まるのか

幸福感のメカニズムとは、収入や財産、社会的地位といった周囲と比べやすい指標の増加・上昇による幸福感は、一過性で長続きしないことが判明しています。

一方、心と体、それに社会が良い状態であることで得た幸福感は持続性が高いようです。

具体的には、他者とのつながり、健康、愛情、自由、環境などです。

これらは周りと比較しにくい特性があります。

前者を「地位財」、後者を「非地位財」による幸福感と読んでいて、どちらかだけではダメで、両方のバランスが取れていることが、高い幸福感を得るための前提として、とても大切です。

幸福感の格差が拡大している

新型コロナウィルスとの闘いの中で、人々の間に幸せの二極化が起きている可能性があります。

想定外、非日常の事態が起きると、幸福を感じる人と、感じられない人との格差がより開きやすくなるのではないでしょうか。

幸福感の高い人は元来、物事を俯瞰的に捉えることができ、利他的で多様な仲間がいる傾向が強いです。

コロナ禍でも視野を広く持ち、みんなで助け合おうとします。

逆に幸せでない人は、悲観的であったり視野が狭かったりするので、不安が過度に助長され、なおさら身動きが取れなくなります。

つながりも少なく、創造性が発揮しにくい傾向もあります。

より幸せに生きるためには

「withコロナ」時代をより幸せに生きるためには、「つながり」です。

意識して会話を交わす。

互いに励まし、手助けし、感謝する。

人と人との繋がりが安心感をもたらし、危機においても創造性や気力を湧き立たせてくれます。

それがコロナ禍では、適切な社会的距離を保つことが求められて、むしろ繋がりは危機にさらされていると感じる人もいるかもしれません。

ここで私が提案したいのは薬局をうまく利用する事です。

薬局はコンビニと同じくらい街中にあります。

そして、そこには必ず国家資格を持った薬剤師がいるのです。

薬局は調剤した薬を渡すことだけが仕事ではありません。

体のこと、病気のこと、食事や栄養のことなど、学校で例えるのなら保健室のようなものです。

かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師ってご存知ですか?

かかりつけ薬局とは、身近で相談できる「いつもの薬局」です。

自分のことわかってくれている薬剤師がいる薬局を1つに決めることで、お薬や健康のことで疑問があった時に病歴や体質を理解した上で相談することができます。

かかりつけ薬剤師とは、薬による治療のこと、健康や介護に関することなどに豊富な知識と経験を持ち、患者さんや地域の皆様のニーズに沿った相談に応じることができる薬剤師のことです。

大岡山北口薬局では地域の皆様に寄り添い、セルフメディケーション(自分自身の健康に責任を持ち軽度な体の不調は自分で手当てすること)を提案しています。

薬局は処方箋がなくても気軽に健康相談ができる一番身近な医療機関です。

杉本をかかりつけ薬剤師に選んでくださる方もいらっしゃいます。

食事のことや家族のことなど、薬以外の相談の方が多いくらいです。

薬局とつながることで不安が解消されるのではないでしょうか

 

 

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