Women’sHealth Forum2019シンポジウムに行ってきました!
6月23日(日)宮原富士子先生が理事長のNPO法人HAPのシンポジウムに行ってきました。
いつも刺激をいただいてますが、今回も勉強になりました。
早乙女智子先生のピルを含めた海外と日本の比較、日本家族計画協会の杉村先生の緊急避妊薬処方時の服薬指導のポイントなど薬剤師の役割は幅広いと実感し日々学んでいくことの大切さを実感しました。
今話題!オンラインでの緊急避妊薬処方
先日、オンラインでの緊急避妊薬処方が認められました。
ポイントは以下の4つです。
- 初診対面原則の例外として緊急避妊薬のオンライン診療での処方を可能に
- 緊急避妊薬処方に関する研修を受けた医師をリスト化し厚労省が公表
- 3週間後の産婦人科受診
- 院内処方は認めず、薬局において1錠のみ調剤し、薬剤師の目の前で内服する
緊急避妊薬とは何?
黄体ホルモンを含有した、緊急時の避妊を目的とした製剤でECとも呼ばれています。
緊急時の避妊とは避妊に失敗した、避妊ができなかったという状況でただ月経が来るのを待つだけでなく最後の避妊法です。
望まない妊娠は理由が何であれ女性の心も体にも大きな負担をかけるものです。緊急避妊薬は女性を守る大事な薬なのです。
いつ緊急避妊薬を服用するの?
緊急避妊薬は性交後72時間以内(3日以内)になるべく早く服用する必要があります。
緊急避妊は妊娠を防止しますが100%というわけでなく数%に妊娠が起こることがあります。
緊急避妊が必要になったときは
緊急避妊を実施している医療機関かを確認して連絡し受診してください。
どこに行っていいかわからないときはEC・OCコールに緊急避妊する女性が電話してください。
EC・OCコール 03-3267-1404 月~金 10:00~16:00
(一般社団法人 日本家族計画協会)
医療機関を探してくれます。
注意することは
どうしようと迷っているうちに72時間を超えてしまったら、緊急避妊を利用できなくなってしまいます。一人で悩まずに不安に思うことがあったらとにかく受診しましょう。
薬の成分は約1週間で大部分が対外に排出されるので、将来体に影響を及ぼすものではありません。
大岡山北口薬局でも緊急避妊薬を備蓄し、取り扱っていることを明示して情報提供していきます。
女性の健康を支援したいと思っておりますのでわからないことや不安なことがあれば相談にいらしてください。
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